しりとり遊びのように

銀座に何をしに行くか。大方の女性にとって一番新しいファッションを見て買う、美味しい物を食べる、こんなところが銀座に行く理由だと思う。夫とわたしにとって共通の銀座は食事。2番目はアップル銀座と山野楽器なのだ。アップルコンピュータの熱心な信奉者の夫にとって銀座の店は神殿みたいな所。出掛けるときは私もお供する。私にとって大切な場所が山野楽器。今日も入ってしまった。最近知ったホセ ブロスというテノールが歌う「夢遊病の女」DVDを見つけて買った。それに現在楽しんでいる「清教徒」をマリア カラスで聴こうとCDを買った。あと2枚、Mお勧めのポップスも。
己のCDやDVDの買い方を観察してみるとちょっと反省も必要かと思うこの頃である。「清教徒」のテノールが良いとなるとその歌手の他の曲がどうしても聴きたくなり、更に映像なしCDによる「清教徒」全曲が聴きたくなるといった具合だ。まるで終わりのないしりとり遊びのよう。中村うさぎのような買い物依存症でないことは確かだけれど。