人を理解することは、、、

meewが私のために録画してくれたCSフジテレビの「IL DIVOを知っていますか」は今友人の間をぐるぐる回っている。この2ヶ月私の回りでもこのヴォーカル グループの認知度は上がり、それどころかいつの間にかファンと化し、彼等はこの録画が観たいと言うのだ。私は好きなことを独り占めするより他に宣伝して、というより無理矢理押し付けて出来れば一緒に楽しんで盛り上がる方が好きだ。その結果録画はぐるぐる、、、ということになったのだ。私自身はいつものやり方で詩にこだわる。と言っても相手は外国語、フランス語は昔の知識を思い出して、イタリア語はテレビ学習程度と辞書をひっくり返して、スペイン語は今講座に来ているスペイン語圏のTさんに聞いて少しでも詩の雰囲気に近付こうと四苦八苦。でもこんな作業のなんと楽しいことか。
今日面白い事があった。CDを流して覚えたばかりのIL DIVOの1曲を口ずさんだ。いい気持ちで「アイ オンリー ワンナ ビー ザ マン 、、、ツー ビー ザ マン ユー ラブ」と低い声で歌うとちょうど傍を通った夫がなんと「アイ ワンナ ビー ザ ティーチャーズ ペット」と言うではないか。「?」「まさか!」優先順位3位まで勉強だったと思われる堅物の夫が当時ヒットしたアメリカのミュージカル映画「先生のお気に入り」で歌われたナンバーを知っているとは、、、大いに意外だった。結婚して40年余り経ても人1人のことすら総てを理解することはできないものなのだなと思った。夜になって友人と言えるKさんから長い長い電話があった。ご主人を亡くした彼女に気使う言葉を1つ2つ言っただけで反対に彼女の口から亡くなってから分かったご主人の実像を説明されてそんな事がこの世にあるのかと仰天した。