酷暑の銀座で

パソコンの調子が良くなったのでほっとした。何しろG5にはボーズのスピーカーをつないでいるので音楽を聴いたりDVDを見たりするには大切なものなのだ。ディスプレイの画面は30×45センチくらいあるから一人でオペラを見るのに何の文句もない。昔ある主婦の集まりに入っていたころ会員の主婦達の生活時間を調べたことがある。パソコンが普及した現在同様の調査をしたら主婦の生活時間にも面白い変化が認められるだろう。私のような老境に入った主婦でさえ日に1時間(これはメールのチェックと返信、短いブロクの書き込みなど)、オペラを見るときは3時間くらいパソコンの前にいるのだから。パソコンがこんなに深く私の生活に影響する日が来ようとは、ワープロからiMacに変えたあの時は思いもしなかった。
朝夫が銀座へ行くと言い出した。4台のパソコンのケーブルが入り組んで床をのたうち回っている煩わしさにやっと気が付いたらしい。この点ではあたらし物好きの人にしては珍しく遅れていた。というか彼を好意的に理解すると頭の中でやるべき事の優先順位がきちんと決まっているから無線LANにする事は単に優先順位の最初になかったということ。
やっと東京駅についてみるともう12時。夫の好きな金城楼で昼食を取ってからアップル銀座へ。そしてAirMacを購入した。4丁目の木村屋の2階でお茶を飲んでから夫は一緒に蛇骨湯へ行くつもりだったらしい。しかし今日の私は「これから他に用事があるの」と冷たく言い放ってとなりの山野楽器へ。7階でIL DIVOのビデオコンサートを観た。