ちょっと立ち止まって

初冬とはいえ本格的な寒さもまだだ。今朝は久しぶりに朝のウオーキングに出かけた。東の空の雲を切り開くように太陽が顔を覗かせ気分も良い。川向こうのマンションの窓ガラス1枚1枚に太陽が反射してきれいだった。今日は12月1日。体の不調も1段落。あらたに散歩を再開するのに相応しい朝だった。仕事も最小限度に自分を抑えて過ごした数週間。秋の楽しい計画も殆ど封印して来た。上野の山を思えば幾つも行きたい展覧会があった。文化村のエッシャー展も観たかった。一番惜しかったのが出光美術館の伴大納言絵巻展。過去3回観たから今年観そびれるのは許せなかったのだが。ボストン美術館の浮世絵展も残すところ2日。スバッと諦めよう。
いつもあれもこれもしたい私を見て夫は少女のままばあさんになった人、、、と言うけれど私はこういうタイプの女。どんなに仕事や家事が忙しくても時間を工面して色々見たり聞いたりして来た。しかしそろそろ好奇心の赴くままに生きるのではなく自分の体と相談しなければならない時期にさしかかっていることは事実だ。ちょっと立ち止まってみよう。