清酒「ばくはつ娘」

昨日の寒さにうってかわって暖かく穏やかな日である。家事が一段落すると海辺の散策に出た。青い空と穏やかな海を見ながら次々と音楽を楽しむ。シュッツからIL DIVOまで声の音楽ばかり集めたわたしのiTunesライブラリーから転送された曲が次々耳に届くうちに7キロ難なく歩いてしまった。1時間半のウオーキングで今年初めて少々汗ばんだ。午後は郊外の道の駅へ野菜の買い出しと温泉。取れ立ての野菜を1週間分買い込んでご機嫌である。
今日の穏やかさに比べ昨日は雨は降る、気温は低いで最悪の日だった。しかし外出した。久しぶりの音楽よもやまおしゃべり会だった。東京駅近くのオアゾのレストランに集まった。この会はいつも昼間会うと決めているので食事にアルコールを頼まない。しかし昨日はOさんがウエイターを呼んでお酒を頼んだ。運ばれて来たのは清酒「ばくはつ娘」。彼は「これはあなたにぴったりの名前なので」と言ってにやりとしながらガラスのぐい飲みに注いだ。そして私のIL DIVO武勇伝を知ったからと言い足した。3時間の濃いおしゃべりの後わたしは丸善で「主語を抹殺した男ー評伝三上章」を買った。文化はつるわが町ではこの本が見付からなかった。