昨夜の雨が止んで今朝は初夏の陽気になった。去年のこの日を振り返ってみると5月2日はひどい雨だった。一日中降り続いていた。夜になって私の愛猫タラが死んだ。去年の日記を読むと涙を抑えられない。ちょうど今年と同じ、庭にハナミズキが一杯咲いていてそれを手向けたのだった。今は骨になって小さな骨壺に入ってしまったタラはいつも私のそばにいる。朝、窓のカーテンを開けるとき必ず「タラちゃん、どうして死んじゃったの?今日も私に幸せをちょうだいね」と一言声をかけタラの箱をポンポンとたたいて私の朝はスタートする。そばにあるカレンダーの5月のページでタラの愛らしい姿が私を見つめている。