タクシー料金/パソコン購入代金

出先でタクシーに乗った。この3週間Yさんが好意で出迎えてくれたのでタクシーを使わないで済んでいた。しかし今日はいつもの場所に姿がない。きっと忙しいのだろうと(あとで寝坊したと聞いた)タクシーに乗った。この前実際の値段より多く取られるという不愉快な思いをしたから私はちょっと考えた。「◯◯まで行きたいのだけれど予算が740円なの。目的地に一番近い、740円ぎりぎりの所でおろして頂戴」こんなことを言う客もいないだろう。ドライバーは意表をつかれたのかいい人だったのか。兎に角目的地の玄関前にぴったりと車をつけて「もうメーターは切ってあるからね」とドアを開けてくれた。私は「また乗るわね」と大げさに有り難うを言った。作戦勝ちである。
帰宅すると夫の部屋の様子がおかしい。落ち着いて観察してみるとパソコンデスクの上にあった愛用のシネマ ディスプレイがないのだ。外出から帰った夫に訊いてみると「壊れた」。とにかく修理屋に持ち込もうとケースに入れたと言う。「結局修理にこれこれかかりますと提示される金額より新しいのを買ったほうが安いのだよ」とも言った。画面が大きく一人でオペラを楽しむのが快適だった。パソコンから一時も離れられない生活をしている私たち。早く修理なり新品の購入なりしないと夜も日も明けない。しかしこれは物入りだ。