10月がすぐだというのに驚くような残暑である。その中を夫の書店回りに付き合った。今日は神田。私より3歳も年上のくせに熱気のこもったコンクリートの街をずんずん歩く夫。大きな書店を2つも回るとへなへなになってしまった私。折角出掛けたのに今日は余り買う物が見付からなかったらしい。専門分野の雑誌を一冊買ったのみである。私も今日は何も買わなかった。実は昨日いい本に巡り会った。いせ ひでこ作「ルリユールおじさん」がその本。