我が家は少し片付くけれど

1年がかりで完成したK子の新居によばれた。幹線道路に出やすい場所に位置しているから郊外の我が家からも思ったより早く到着した。去年暮に見に行ったときはコンクリートのうちっぱなしでどんな家になるか皆目見当もつかなかったが思い通りの家になって二人とも満足そうだ。アイランドキチンでの食事作りも食事を待つ人の顔を見ながらの準備で楽しそう。贅沢なのはジャクジー付きお風呂。3階の大きな窓からはもしかすると満月を楽しみながらの入浴も可能だろう。室内の白いタイルのフロアは美しいが同じ材質の螺旋状の階段はうっかりすると滑りそうでやはりここは若い人の家。早速踏み外しそうになってひやりとした。エンジニアのNのお手のもの、2階の居室を中心にいつでもバックグラウンドミュージックが流れるようサラウンドのスピーカが天井に設置されて、今日は「トゥ−ランドット」が流れている。出かけるとき我が家で保管しておいたK子の十数足の靴など持ち物を大量に車に積んで出かけた。今度は収納場所が十分だから実家を保管場所にする必要がなくなる。我が家の一部屋は空くものの必要なものを取りに来る回数が少なくなると思うとちょっと淋しい。K子の手料理でNの両親と6人そろって楽しいひとときだった。