寝不足の日

5月が終わろうとしている。この数ヶ月毎日が飛ぶように過ぎ去った。すべきこと、考えるべきことが可能な限度を超えて押し寄せて来ていたからたった5ヶ月の月日なのに5年分も生きたような感じさえする。もう少し心身に余裕がないといけないとは思うが。昨夜は近々帰国するRさんの送別会があった。真面目なRさんを送る会だからそれほど遅くならないと予想して出掛けたが豈図らんや帰宅は11時を回った。己れの年を考えて一寸やり過ぎと思う。私は居酒屋というところへ初めて行った。みんなどのグループも飲んで大声を出して楽しそうだが日本人ってこんなにうるさい人種だったかと初めて知った。彼を入れて5人というこじんまりとしたお別れ会だったが心行くまで話した。Rさんは1年後に再来日とのこと。日本と日本語をこよなく愛する珍しい青年だ。どうしてそんなに好きになったのか問うてみると小学校1、2、3年の時の親友が日本人だとの答えだった。この日本人はその後シカゴに移り住んだがずっと良い友達だそうだ。彼に上げようと本棚から日本語に関する本を1、2冊選んで発送する準備をした。
今日は講座の日。疲れを物ともせず出掛けたが寝不足はどうしようもなく仕事が終わると一目散に帰宅し、午睡1時間。観る予定をしていたヴェルディの「ドン・パスクワーレ」も襲って来る睡魔には勝てなかった。この週末は珍しく暇だ。改めて観ることにした。