iPhoneと老人

iPhoneを手に入れてルンルンの夫とこの機械に着せる新しい洋服、つまりケースを買いに銀座まで行った。新しい機器を買うとそれを攻略するため何冊ものマニュアルブックを買う。それで済む物もあるけれど周辺機器やら新しいソフトも必要なことがよくある。今回はiPodの時と同じで携帯用のケース、それに表面をガードするフィルムも必要。iPhone はむき出しで持っていると手のひらから滑り落ちそうだ。幸い気に入ったケースをみつけた。帰宅して納めてみるといい感じ。ざらついた布の分だけ落とす失敗は減るかもしれない。これで我が家も晴れてケータイ族。N子、K子に電話番号を知らせると「良かったわね」と返事あり。新しいケースに収めてやれやれ、わたしはいつもの癖でiPod 同様に引き出しに仕舞った。夫が「おいおい、なにするの?携帯電話だから身につけておかなくては、、、」と笑う。そうか。まだよく分からないがわたしにはそれほど必要ない物ではないかもしれない。事実、夫が買ったのもMacという会社の製品はどれも使ってみたいという好奇心からなのだから。そして我々老人夫婦にとってはいろいろな機能を使いこなすことによって認知症予防グッズになるのかもしれないと密かに思うのである。